つながろう「ことば」で。
各界の著名人による「ことば」についてのコラム

作家 朝井リョウさん
デビュー後の就活、文章力で突破

――作家としてデビューした後に、就活を経験されました。作家であることは就活に役立ちましたか。

作家だと言うと、『すぐ辞めるだろう』と思われて嫌がられることもあるので、内定するまで言わなかったところもあります。ただ、文章力はとても役に立ちました。集団面接では、主語と述語がねじれる人が多かったんですけど、やはり文章を書き慣れていると、途中でどう結べばいいか考えられます。同じことをしゃべっていても、話す順番が違うだけで説得力が変わったりします。語彙力や読解力があれば、強みになると思います。

――そうした「ことばの力」はどうすれば身につくのですか。

才能ではなく、努力すれば手に入れられる能力だと思います。僕が一番効いたと思うのは、小学生時代に日記を書いていたことです。毎日400字を絶対に埋めなきゃいけないと、なぜか思っていたんですよ。小学生なんて、毎日同じことの繰り返しだから、書くこともなくなってくる。でも、先生が一言コメントをくれるのがうれしくて、読んで楽しいと思ってもらえるように同じことでも書き方を変えていました。情景描写で400字どうにか持たせたりとか、かなり工夫をしていたんですよ。訓練すれば文章は絶対にうまくなる。そこにものを見る視点が加わると作家になるんだと思います。

――『何者』は、若者のツイッターによる言葉の発信に焦点を当てています。

ツイッターで自分の生活を「中継」することがとても自然になっているので、他人のことを知った気になれます。でも、「中継」はすごく言葉を選んでいるわけですよね。選ばれなかった言葉の方が多いはずなんですけど、そこを想像することなく、何か分かった気分になってしまう。でも、もしかしたら何かを覆い隠すためにそういうことを書いているだけかもしれない。そうした想像力がどんどん欠如していくという恐怖を感じます。それを小説で書けたらいいなと思いました。

――就活生に一言お願いします。

就活は人間総合力だと思われがちですが、一つの教科のようなものだと僕は思っています。国語、算数、理科、社会、就活みたいな。不採用と言われると、自分を丸ごと根っこから切られちゃった感じがしますが、いろいろな能力の一つみたいに思えば、もうちょっと楽になるんじゃないでしょうか。

(2016年9月27日 朝日新聞朝刊より)

お笑い芸人 厚切りジェイソンさん
ことばのWhy?楽しもう!

「漢字は難しい。一、二、三ときて、パターンがわかったと思ったら次が四。Why Japanese People!?」と日本語の疑問に絶叫調でツッコミを入れるネタでブレークしました。

2005年に仕事で初めて1年間、日本に来たときに、お笑い番組を見て日本のお笑いが好きになり、再来日から2年後の13年にお笑い芸人養成所に入りました。漢字は、パーツに分けて、人が口に木が刺さったときに必要なのは「保」険、というふうに覚えていたのですが、いくつかの字に矛盾を感じたことがネタ作りのきっかけでした。例えば、「銅」。金と同じなのになぜ銅なの? あるいは、けものへんに守ると書いて「狩」という字。全然守ってないじゃんという感じです。

――どのように日本語を勉強したのですか。

アメリカでは、できるだけ日本語を使って日常生活を送り、映画も本もなるべく日本語で見たり読んだりしていました。わからない単語があったら単語帳に書き留め、繰り返して覚えていきました。今でも漢字の書き取りは毎日続けています。

――日本語は難しいですか。

英語にはない日本語独自の敬語表現を覚えるのは難しいですね。漢字は覚えるのは大変ですが、知らない言葉でも、漢字から意味を推測できるので便利だなと思います。「親切」(親を切る?)など、推測できない言葉もありますが。

――「言葉の力」の大切さを感じることは。

言葉は相手に伝えたいことをわかりやすく伝えるためのものだと思います。どれだけ難しい言葉を知っていても相手が知らなければ意味がない。ネタでも、難しい漢字を扱うと、観客が意味を理解してくれず、笑いにつながりません。IT企業の役員をしていますが、難しい言葉をよく使う部下には「それはやめろ」と叱ることもあります。

――ツイッターで人生相談も続けていますね。短い言葉でものごとを伝える難しさは感じませんか。

いえ、伝えたいことをそのまま言えばいいと思います。相手が間違っていると思えば「あなたは間違っている」とはっきり言えばいい。日本人は論理よりも和を大事にし、ものごとをストレートに言わないことが多い。間違った「和」は不要だと思います。
漢字や熟語のネタも、日本語の論理的でない部分が気になるからこそ生まれたネタなのかも知れませんね。「来年」「来月」「来週」ときて、「来日」で意味が全然違うとか。

――語彙・読解力検定の問題には「新聞語彙」「辞書語彙」があります。

 ニュースに関心をもつことは、この世界がどう変わるのかを知り、これからどう人生を送るかを考えるために必要です。私はスマートフォンのニュースアプリやCNNをチェックしています。
 「辞書語彙」のほうはネタになりそうな言葉もありますね。ただ、難しい言葉を覚えるだけでは意味がありません。むしろ、難しい言葉を知っていなくても「それってどういう意味ですか?」と聞く勇気を持つほうが大切かもしれませんね。私は収録中に知らない単語が出てきたら意味を聞いて「初耳!」と叫んでいます。

――一番好きな日本語を教えてください。

「人間万事塞翁(さいおう)が馬」ですね。

(2016年5月12日 朝日新聞朝刊より)

声優・文筆業 浅野真澄さん
ボキャブラリーが豊かになると、自分の内面も豊かになる

仕事柄、言葉と深く関わる浅野さんに「ことばの力」の大切さと『語彙・読解力検定』への思いを聞きました。

大人になればなるほど、言葉の間違いは直されない。だから勉強しつづけないといけない

――「ことばの力」について普段から意識されていること

子どものころから本を読むのが好きで、今はエッセーを書いたりラジオでしゃべったりと、ことばを使う仕事をしています。でもある日、誤用されやすい言葉を集めたウェブサイトをたまたま見つけて読んでみたら、知っているようで知らない言葉が多いことに気づいたんです。

たとえば「破天荒」という言葉は、「今まで誰もしなかったことをすること」という意味ですが、空気を読まずにむちゃくちゃなことをするということだと思っていました。それで、自分のことばの力って本当に大丈夫なのかしら? と思っていたとき、『語彙・読解力検定』の公式サイトで語彙力を測れるテストを見つけました。やってみたら、これが全然わからなくて(笑)。わかっているようでも、選択肢の形で聞かれると正確にはわかっていないな、という言葉が多かったです。

――正確なことばの知識をもつことの大切さについて

例えばツイッターで間違った言葉を使うとフォロワーさんに指摘されたり、雑誌に載せるエッセーで言葉が間違っていると校正の方から誤用を指摘する赤字が入ってきたりして恥ずかしい思いをすることもあります。

ラジオだと、言葉を間違うとまず言いたいことがリスナーに正確に伝わらない。それにパーソナリティーが2人いたとして、相手が仮に間違った言葉を使っていてもその場で恥をかかせるわけにいかないのでつっこめないですし、逆に自分が間違っていても指摘されないんです。年齢を重ねれば重ねるほど間違いは指摘されなくなりますし、自分から積極的に勉強していかないと間違いを正す機会を失ってしまいます。正確な言葉をわかっていたほうが自分も楽しいし、相手にも気を遣わせませんよね。

ボキャブラリーの数だけ、感情が使い分けられる。自分の内面も豊かになれる

――声優という仕事にとっての「ことばの力」の大切さについて

様々な役、様々な感情を演じ分ける声優や、文章で表現する文筆の仕事を通じ、ボキャブラリーの大切さにも気づかされました。自分の持っているボキャブラリーの数と、自分が使い分けられる感情の数はイコールだと思うからです。例えば、日本語には「切ない」「わびしい」「やるせない」など、胸の痛みを表す言葉が沢山ありますよね。日本人の私たちは「切ない」という言葉を持っているから、「痛い」と「悲しい」の間にある「切ない」という感情をよく意識することができる。ボキャブラリーがあると自分の中にある複雑な感情を細かく意識できる手助けになるし、自分自身の内面を豊かにするためでもすごく大切なことだと思うんですね。だから、自分がボキャブラリー足りないのはショックなんですけど(笑)。

――ラジオで後輩声優に「凡コメント」という評価をしたことについて

「今日は楽しかったです」とか「初めてだから緊張します」とかつい言ってしまう定型文のような言葉がありますよね。でもそういう、10人いたら10人が言いそうな言葉を使ってもラジオのパーソナリティーとしては印象に残らない。せめてどうして緊張しているのかくらいは付け足さないと何も届かないよ――という、本気半分冗談半分のアドバイスです(笑)。

ゲストを迎えたときに、当たり前のことを言われすぎると困っちゃうことがあって。「初めて番組にこられてどうですか?」「緊張してます」「(ですよね……)」って。言葉や表現を工夫してくださるとその方の個性も伝わるし、番組の中で話をひろげる取っ掛かりにもなり、ありがたいです。ラジオではボキャブラリーは「持ち駒」。たくさん持つことで、普通の人が使わない言葉を使って何かを形容してみたりと、リスナーに楽しんでもらえるきっかけになるのではと思っています。

――仕事をするうえで、「時事用語」の知識が必要と感じることについて

声優はニュースのナレーションという仕事もあり、報道原稿をきちんと読めるというのはあこがれのポジションでもあるんです。生でニュースを読まなければいけなかったりすることもあり、ぱっと原稿を渡された時にこのニュースがどういう意味でどういう位置づけなのかわかっていないと漠然とした読み方になってしまう。インテリジェンスが問われる仕事ですし、報道の現場で活躍されている声優は勉強もしてアンテナをしっかり張っていると思います。

最近自分のラジオの企画で投資をはじめたんです。それで株に興味を持つと社会のニュース全部が株に影響していることに気づき、がんばってアンテナを張るようにしています。

以前、紙の新聞を薦められて購読していたんですが、分厚くて全部読むのは大変だと思ってしまい、挫折したんです。でも、新聞を読む習慣をつけようと思って朝日小学生新聞、中学生ウィークリー(現・中高生新聞)を購読していました。「動物に心はあるだろうか」というコラムとか、面白い連載は本にまとまったら買ったりもしていました。あと、「天声人語」は新聞各紙のコラムが読めるアプリを使って読んでいます。

まじめな文体で文章を書くと、考える内容も変わってくる

――本好きになった時期・きっかけ

物心ついたときからですね。夜寝る前に母が本を1冊読み聞かせてくれてそれで好きになったのかなと思います。

大人になってからある書店で、子どもが昔、自分が好きだった『ぐるんぱのようちえん』(福音館書店)という絵本を音読していたのを聞いたんです。その時、絵本のセリフからページの隅々に書かれていたちょっとした絵まで鮮明に思い出して、すごい集中力で本を読んでいたんだなと思い出しました。

――声優を志した理由

大学2年の時に友人に誘われてオーディションを受け、専門学校に1年間無償で通える権利をもらったんです。当時は編集者になりたかったんですが、山一証券がつぶれたり銀行再編が進んだりしてものすごく就職難の時期で、絶対就職できないだろうと思ってあきらめてしまいました。その時に、専門学校のことを思い出して。それまで声優の仕事は詳しく知らなかったのですが、本を読むことは好きだし、その延長線上にある仕事と考えると、とても興味が湧いてきて、4年の時にダブルスクールで通ってプロになりました。

――エッセーを書くようになったきっかけ

最初はブログでファンの人たち向けに、くだけた話し言葉で軽い日記を書いていたんですが、知り合いの脚本家さんから「もっとちゃんとした言葉で書いてみたらいいのに」と提案されたんです。それできちんとした文体で書くようにしてみたら不思議なもので、取り上げるテーマも中身もかわってくるんですよ。

たとえば夏にセミの抜け殻を見つけたとする。明るい文体ですと「気持ち悪くてびっくりしちゃったー」という風になりますが、ですます調の文章で書くと「もしかしてこの抜け殻に入っていたセミは、もうこの世にはいないのかもしれない……」といった内容が浮かんできたり。不思議と、ライトな文体で書くとそういうことを思いつきもしないんです。段々面白くなってきてそのうちにエッセーも書いてみたらと言われ、2005年に1冊目のエッセー集を出しました。

――書くテーマの見つけ方

最新刊の『ヒヨコノアルキカタ』(KADOKAWA)ははじめての体験を書くというテーマがあるのですが、探しているのはネタというよりも切り口。同じことを書いても切り口によって面白くなったりつまらなくなったりするので、「どう書くか」はいつも考えています。

――エッセーを書くときに気をつけていること

私に全然興味がない人に向けて書いたり話したりしようといつも心がけています。その方が「この内容は面白いのか、伝わるのか」ということをシビアにジャッジできるような気がするので。そのためにネタの選び方を考えたり、結論から書きはじめて目をひくようにしたり、自分なりに工夫しています。あと文章を書くときは、まず目で見たときやわらかい印象になるように、ひらがなをいっぱいつかうように意識しています。

――今後、言葉の力をつけるためにしたいと思っていること

今回取材を受けるにあたって『語彙・読解力検定』のサイトでもう一回テストをしてみたら、前回より級が落ちていました…。ボキャブラリーを増やすのは意識しないとなかなか難しいですよね。「ことばの力」を豊かにするためにいつも意識して本を読んだりニュースを見ていきたいですし、検定も受けてみたいです。

(2015年8月26日付朝日新聞朝刊を元に再構成した詳細版です)

作家 三浦しをん さん
好奇心、世界を広げる

子どもの頃から本が好き

子どもの頃から本が好きでした。父は国文学者なので、書斎には本がいっぱい。私は書斎に入っては広辞苑を取り出し、床に座ってめくっていました。幼稚園ぐらいのころですから、まだ読めはしません。広辞苑の分厚さや重み、紙のひんやりした感触やインクの匂いが好きでした。

中学生になると、辞書に載っている仏像の図版を、ノートに模写していました。大日如来とか、不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)とかを気の向くままに。それが楽しかった。

辞書を手放せない

作家になってからは、ますます辞書を手放せなくなりました。新しい辞書を買えば、エッチな言葉を調べます。どう説明しているのか知りたい好奇心というか下心、欲望ですね。調べる時は、目的の言葉に行き着くまでに、別の言葉や図版にも寄り道します。その度に、まだまだ知らない世界があるな、と気付かされる。

小説を書くときは、すごく考えて言葉を選び、場面によっても使い分けます。「とても喜んだ」と書くか「欣喜雀躍(きんきじゃくやく)した」と表現するかなど、辞書を引いて、微妙なニュアンスを考えて決めます。大切なのは、多くの人に同じ意味に取ってもらえるような言葉を選ぶこと。でないと、自分の思いは正しく伝えられません。そのためにも、語彙は豊富な方がいい。

何を見ても「きれい」「かわいい」と言うだけでは、気持ちは伝えきれません。知っている言葉だけでいい、通じる人とだけ通じ合えればいいと考えていたのでは、語彙は増えないでしょう。

語彙を豊富にするには、好奇心を伸ばすことです。子どもの好奇心を育てるのは、大人の責任です。興味を伸ばして「知る楽しさ」を感じさせる。そうしないと、「マジうぜえ」の一言で会話が終わってしまう若者ばかりが育ってしまう。

通じ合うために

私の語彙も、それほど多くはありません。でも、多くありたい。知らない世界を知りたいと願う好奇心は、持ち続けています。

コミュニケーション力は、読解力なのだと思います。読解力とは文章を読み解くことだけじゃない。相手が何を考えて語り、行動したのか、言葉だけでなく表情や身ぶりも含めて読み取ることです。

私も、例えば編集者から「何とかなりますよ」と言われると「原稿が遅くて怒っているのだろうか」などと、言葉の裏を読もうとする。でも、時にそれは的外れだったり、空回りだったりします。読解力って、ものすごく大事です。

お互いに行き違うこともありますが、言葉は、相手を傷つけ怒らせるためではなく、通じ合うためにこそあるのです。「おまえも俺も、存在して良し!」と思うために。だからこそ「もっと語彙を広げよう」と、前向きに考えることが大事なのではないでしょうか。

準1級難しい!

語彙・読解力検定の準1級、難しいですね。語彙問題は漢字も手ごわいし、経済用語なんて、全く知らなかった言葉もあります。

読解問題は好きです。「引っかけ問題だな、これ」なんて出題者の意図を探り、裏をかき合う。問題文の筆者だけでなく、出題者ともコミュニケーションする気分になれます。

検定の受検をきっかけに好奇心を伸ばして、「新聞をよく読もう」とか「知らない分野にも関心を広げよう」と考えてみるのもいいでしょう。

もし、検定で初めて出合った言葉があって、その時は意味がわからないまま終わってしまったとしても、その出合いは頭に残ります。別の機会に、またその言葉に触れれば「これ、見覚えがあるな」と思い出す。そんな出合いを繰り返して、言葉はだんだん自分のものになっていくのです。

(2012年8月20日 朝日新聞より)

作家 あさの あつこ さん
「ことばを知ること」が「生きる力」に

ことばを知ることは、学力の面でプラスになることは確かです。ただ、資格を得たり、試験に受かるというところを超えて、豊かな語彙やものごとを読み解く力を身につけることは、生きる力を鍛えることにもつながる、と思っています。人間力を鍛えるともいえるのかもしれません。

人であるならば、子どもだろうと、お年寄りだろうと、ことばが大切であることには変わりはありません。美しいことば、面白いことば…。 いろいろなことばを吸収して欲しいです。

特に、若い世代の人たちには、ことばを知ることによって、閉塞感だとか、限界だとか、自分を取り囲む壁が崩れて、前に進むことができるのだと信じて欲しいと思っています。

『語彙・読解力検定』を通じて、ことばの力を蓄えることは、そうした「生きる力」に直結すると、期待しています。

作家 荒俣 宏さん
「背伸び」のススメ

子どものころ、貸本屋で手当たり次第、本を借りていました。教科書にはない古語、俗語、だじゃれに魅了され、難しい漢字ばかりでしたが、ことばのいろんな意味や成り立ちを想像する「遊び」を覚えました。さまざまな物事に関心を持つきっかけになり、今の博物学研究につながっています。

ことばを使ったり読み解いたりする若い人の力が落ちていることを実感します。一因に、知的な「背伸び」をしなくなったこともあると思っています。「俺(おれ)はこんなことばを知っているぞ」とか、「こういうこともわかったぞ」ということばの世界を探検する好奇心がなくなってきました。

「背伸び」は、何かをつかもうとする努力から生まれる。でも今は、仲間うちだけで通じればそれで満足している。ことばを一生懸命覚え、人間への関心を深められるかどうかが、大切なのです。そうすれば、人間がおもしろくなり、コミュニケーション能力も高くなるのです。(談)

歌人 俵 万智さん
言葉のうたを三首

“愛持たぬ一つの言葉 愛を告げる幾十の言葉より気にかかる”

言葉は、不思議です。物質ではないから、一つひとつの重みも色も違います。言葉の重みや色合いの違いを、こまやかに感じることができるかどうか。それが人と人とを近づけもするし、遠ざけもするのではないかと思います。

“ひとつだけ言いそびれたる言の葉の葉とうがらしがほろほろ苦い”

言葉は、時に心そのものでもあります。伝えられなかった言葉は、伝えられなかった心。胸のなかに、ほろ苦く残っていることもありますが、それもまた味わいです。

“「もし」という言葉のうつろ人生はあなたに一度わたしに一度”

言葉にしてみても、むなしいことだって、もちろんあります。でもそのむなしさは、現実を見つめる一歩を、うながしてくれることでしょう。

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