検定に込めた思い

社会の変化は速く、その速度に合わせるように、多くの新しい「ことば」が生み出されています。また、グローバル化が進展し、生きてきた背景や価値観の異なる他者とコミュニケーションする場面も増えてきています。

これからの時代を生き抜く力、「ことばの力」

これからの時代においては、

  • 社会を読み解くための時事知識とその背景や関連性の理解力
  • 現代社会で起きている事象を正しく理解する読解力
  • それらを支える基盤となる語彙力

といういわば「ことばの力」を身につけておくことが重要です。この「ことばの力」を確実に伸ばしていくためには、今の自分の能力を正しく把握する指標が必要です。『語彙・読解力検定』では「辞書語彙」「新聞語彙」「読解」という3つの領域で測定します。

「ことばの力」と学力との相関

文部科学省による調査「2015年度全国学力・学習基本調査」では、「ことばの力」と学力との相関についての報告があります。

「児童・生徒の学習・生活習慣と学力との関係」に
おいて、

  • 読書が好き、読書時間が長い、学校や地域の図書館に行く頻度が多い
  • 新聞を読んでいる
  • テレビのニュース番組やインターネットのニュースを見る

など、日常から社会に関心を持つなど「ことばの力」を高める習慣がある生徒の方が、「教科のテストの平均正答率が高い傾向が見られる」という報告がされています。

進路選択・就職にも影響!? 「ことばの力」

『語彙・読解力検定』新聞語彙正解率と『進学希望だが進路未定者』の割合 2013年度第2回3級受検者データ(N=889)より

進路選択と「ことばの力」

「ことばの力」は、学力以外にも影響があるという結果があります。
『語彙・読解力検定』の正解率と高校生の希望進路決定率の相関では、「新聞語彙」領域の正解率が高い生徒の方が、正解率が低い生徒に比べて進路未決定率が低いという結果が出ました。
これは、時事語彙に強く社会に広く関心を持っている高校生は、進路をしっかり決めている、と言える結果です。

社会人として求められる力とことば

一方で、企業の方でも「ことばの力」を重視する、という調査結果があります。
経済産業省の調査によると、企業が学生に求めるスキルとして、「主体性」「粘り強さ」に並んで、「コミュニケーション力」「一般常識」といった、基礎的な言語スキルが挙がりました。これは、「周囲の意見を丁寧に聞いて理解する」「自分の考えをわかりやすく周りに伝える」という「ことばの力」を重要なスキルととらえており、学生自身が重要と考えるスキルとはギャップがある、ということが明らかになりました。

社会人として通用するために学生に足りない力

このように、あらゆるところで「ことばの力」が重要であることがわかります。そのためにも、今の「ことばの力」を把握し、伸ばしていくことが求められます。

2017年度 個人受検
2回検定日

検定日

1119日(日)

822日(火)より
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